今回は『満州アヘンスクワッド』を紹介します。
『満州アヘンスクワッド』とは
“満州国”を舞台にアヘンで裏社会を生きる主人公”日方 勇”の人生を描いた漫画‼
ネタバレ含みますので注意してください。
\すぐに読みたい人はこちら/
漫画『満州アヘンスクワッド』とは?
作者 | 原作:門馬司 漫画:鹿子 |
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ジャンル | クライム/サスペンス |
出版社 | 講談社 |
連載誌 | コミックDAYS |
公式サイト | https://comic-days.com/episode/10834108156743079131 |
門馬司先生の他作品
本日8月11日、私が原作を務める「満州アヘンスクワッド」1巻が発売になります!
ということで私の描いた第一話のネームから印象的なシーンに解説をつけてご紹介したいと思います!
描く時こんなこと考えてました、的な裏話ですね。ご興味あれば、、。
下のリンクから第一話無料で読めます! https://t.co/k1NY2Tcu30 pic.twitter.com/YpQV5sBkfb
— 門馬司(漫画原作者) (@kevinbacon23237) August 10, 2020
鹿子先生の他作品
- 『フルドラム』
(箱石達名義)
気弱な兵士がアヘン作りに手を染めていく話 1/15 pic.twitter.com/49HgA6skzi
— 鹿子 (@siqako1) August 10, 2020
漫画『満州アヘンスクワッド』のあらすじ
「満州で一番軽いものは、人の命だ」――。
時は昭和12年。関東軍の兵士として満州にやってきた日方勇は、戦地で右目の視力を失ってしまう。
「使えない兵隊」として軍の食糧を作る農業義勇軍に回され、上官に虐げられる日々を送るも、ある日農場の片隅で麻薬“阿片(アヘン)”の原料であるケシが栽培されていることに気づく。
病気の母を救うため阿片の製造に手を染める勇だったが、その決断が自身の、そして満州の運命を狂わせていく…。
“満州国”を舞台にアヘンで裏社会を生きる主人公”日方 勇”の人生を描いた漫画‼
漫画『満州アヘンスクワッド』の登場人物
登場人物①:日方 勇(ひがた いさむ)
元関東軍の兵士。体力がなく、作戦中に片目の視力を失ったことで前線を退いた。
満蒙開拓農業義勇軍に転属となり、母と妹弟と暮らしていた。
あるとき母が感染症”ペスト”に罹り、治療のためにアヘンの製造に手を出してしまう。
勇自身は喧嘩もせず、虫も殺さない優しい青年。
登場人物②:麗華(リーファ)
勇が初めて製造したアヘンの取引をしに来た青幇のアジトで出会った。
その正体は、青幇三大ボスの一人”杜月笙”の娘。
勇のアヘンを”新阿片”と名付けた。
組織から抜け出すために勇と協力して、満州国を支配することを目論む。
登場人物③:杜月笙(と げつしょう)
青幇三大ボスの一人。麗華の父親。
中国暗黒街を牛耳って、最大権力者として君臨している。
漫画『満州アヘンスクワッド』の関連用語
関連用語①:青幇(チンパン)
実際に存在していた中華民国最大の秘密結社。
もともとは船で米を運ぶ水夫の集団だったが、現在では裏社会を支配する一大組織となっている。
最大の収入源はアヘンであり、その市場を関東軍と争っている。
関連用語②:阿片(アヘン)
満州国でお金を稼ぐなら
- 子供を売る
- アヘンを売る
と言われるほどに満州国に広まっていた麻薬。
人の体を蝕み、依存させ、壊してしまう作用を持つ。
漫画『満州アヘンスクワッド』の評判・口コミ
最近のアタリ漫画
『満州アヘンスクワッド』
母の病気を治すために満州国で麻薬の密売を始める心優しき青年の物語。 pic.twitter.com/hkIWX2TVYs
— おがわだいち (@daich1takenoko) May 8, 2021
『満州アヘンスクワッド(1)』読んだ。満州国を舞台に、家族のために阿片売買に手を染める青年と協力者の女性を描く物語。ちょっと誇張表現気になる部分はあるが、麻薬で支配されていた歴史の闇を描くストーリーはセンセーショナルで惹き込まれる。純朴な少年が裏社会に飲まれていく様も不憫。 pic.twitter.com/RastdEwLRa
— さつま (@satsuma0122) August 31, 2020
旧満州国にまつわる話はほぼなんでも好きだけど、満州アヘンスクワッド面白いね。最後のボスは里見甫かな
— bad (@kodawari) December 17, 2020
#マンガ大賞2021
ノミネート作品からオススメ④満州アヘンスクワッド
満州国で兄弟仲良く、世の中を頑張って生き抜く
ハートフルジェノサイドストーリーだぞ pic.twitter.com/ecXKChBUqY— 阿頼耶識そら (@ArayashikiSora) April 21, 2021
満州アヘンスクワッド1~3まで読んだ。
日本が軍事に傾倒し満州国という新たな国を大陸に作ろうとした時代、そこで蔓延した欲望と阿片を拡め牛耳った男の物語。
すごい。戦時に荒れた大陸で生き延びようともがいた人々の生きざまが強烈な題材で描かれてる。
阿片ってそんなすげえアレなんか…強烈すぎ— みぎあしさん (@migiashi_AG) February 16, 2021
漫画『満州アヘンスクワッド』を読んだ感想
漫画の始めに闇の皇帝となった主人公”日方 勇”の姿が描かれています。
1ページ目の婉容は、麗華のことなのかな?と思っています。
これは『キングダム』と似ているな〜と思っていましたが、
漫画を描いている鹿子先生は『キングダム』作者の原泰久先生のアシスタントをしていたそうです!
驚きましたが、原作者が別にいるのでたまたまかな?
裏社会が舞台となっているので、少しショッキングなシーンも出てきます。
実際にあった史実をベースにしていると考えたら、少し恐ろしいですね。
関東軍や青幇などの巨大な組織も絡んでいる壮大なストーリーも魅力のひとつ。
物語だけでなく、歴史を学ぶこともできる作品です。
優しい青年”日方 勇”が闇の皇帝にどうなっていくのか、これからが楽しみ。
ぜひみなさんも読んでみてください!
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